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17、天魔归来 浮光片影·十 ...
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【金翅鳥】
「昨日見回りをしていると、妙なことがあった…」
昨晚我巡视的时候,似乎看到了一件怪事……
【雷公鬼】
「妙なこと?言ってみろ。」
什么怪事,说来听听?
【金翅鳥】
「天魔様が……誰かと話しているようだった……」
我似乎……看见天魔大人在和什么人谈话……
【雷公鬼】
「それのどこが妙なんだ、迦楼羅様と話していたのかもしれない。」
这算什么怪事,或许你看到的是迦楼罗大人也不一定。
【金翅鳥】
「いや、そいつは真っ白な服を着ていて、花がいっぱい生えていたんだ……!」
不,那人一身纯白,还带着许多花……!
【雷公鬼】
「深淵は日の光が差し込むことはない。一体ここにどんな花が生えるというんだ?」
深渊不见天日,什么花能在这里生长?
【金翅鳥】
「あの時、蓮の香りがした。あの匂いを間違えるはずはない。」
那时我还闻到了一股莲花香,我绝不会认错这个味道。
【雷公鬼】
「蓮?まさか……しかしなぜ彼はここに現れたんだ?」
莲花?难道说是……可为何他会出现在此处?
【金翅鳥】
「天魔様の触手は花弁には触れたが、あの人影には触れなかった。きっと何者かが使う伝言の術だ。」
我看天魔大人的触手只触碰到了花瓣,并未碰到那个身影。许是什么人派来传话的法术罢了。
【雷公鬼】
「お前が推測した通り、昨日の夜に見たのは、あの天人の王の幻影に違いないだろう。蓮の香りがしたのは、きっと天魔様を油断させるためだ。」
你猜得没错,我想你昨晚看到的,应该是那位天人之王的幻影。
至于为什么你会嗅到莲花的香气,肯定是他想借此令天魔大人放松警惕。
【金翅鳥】
「蓮の香りなんかで天魔様を油断させるつもりか?あまいな!」
区区莲花香就想令天魔大人动摇?未免太天真了!
【雷公鬼】
「……確かにあまいな。だが……昨日の件についてはここまでだ、誰にも言うな。天人の王と天魔様のことには、あまり踏み込まないほうがいい。」
……的确是有些天真。不过……昨晚的事到此为止,不要声张。
天人之王与天魔大人之间的事,还是不要过多打听比较好。
二人の話が終わった途端、一輪の紅蓮が片隅で花開き、爽やかな香りを放った。」
两人话音刚落,一朵红莲自角落里绽放,亦散发出一股清冽的莲花香。